- COLUMN -
「エンジニアリング(学)」を学ぶこととは
テーマ: エンジニアリング
インタビュー
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
回りを見れば、目にするものすべてが、ある時点においてエンジニアによって設計されています。私たちは、交通、通信、建築環境、エネルギー・インフラ、発電、そして、食料、水、ヘルスケアの未来を解決することに取り組んでいます。エンジニアリングとは、世界的な課題を解決してくれるものを作るためのテクノロジーを駆使するものなのです。
UEA でのエンジニアリングの教授方法は、1 年次の最初の授業から理論と実践を結びつけることです。学生たちは、私たちの産業界のパートナーのニーズに基づく実生活上の問題に合致したチーム・プロジェクトに取り組みます。学位に向かって進む際にも、このプロジェクト主導の教育アプローチを維持し、学生は 2 年次と 3 年次に、全国レベルのコンテストで競い合っています。
私たちのプロジェクト主導アプローチの一例として、2 年次の学生をエンジニアリングの進路別に分けて行う「グリーン・カー・チャレンジ」では、機械チーム、電子チーム、エネルギーチーム、一般チームが編成されています。彼らは私たちの施設を使い、電気自動車のさまざまな側面に取り組んでいます。完成されたクルマが動くのを見ることは素晴らしい気分です。
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
エンジニアリングは、現実の諸問題に取り組みテクノロジーを使ってそれらを解決したいと考える学生にとって、素晴らしい選択です。私たちは数学者や物理学者とは異なり、日々常に現実の諸問題を解決しています。エンジニアの仕事は物事を起こして機能させることで、学生やプロのエンジニアにとって、そのキャリアはとてもチャレンジングで、興味深く変化に富み、やりがいのあるものです。
エンジニアは魅力的な職業であるだけでなく、良い給与も得られます。多くの学生が、仕事で成功をおさめ、高収入を得たいという野心を持っており、工学部はそのための道筋を与えてくれます。エンジニアの初任給は新卒者の中で最も高く、将来すぐに、より高給の職務に就くことも可能です。3 つ目の利点は柔軟性で、数値に対する確かな理解、問題解決能力、技術的能力を持つことで、将来のキャリアの選択肢が広がります。
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
UEA の卒業生は高い需要があります。UEA は毎年 3 月に「セレクト・スキーム」を実施しており、学生は毎年 5 社を選んで模擬面接を受けることができ、提携企業の上級職員から詳細なフィードバックを受けます。卒業時には、UEA の工学部の学生の 94 %が、これらの産業パートナーから少なくとも一つの内定を得ています。
工学部の卒業生は、卒業後 5 年間、全ての卒業科目の中で最も高い給与を得ています。卒業生の大半はエンジニアリングの仕事に就きますが、学んだスキルを活かして別の分野で働く人もいます。エンジニアリングは、他の産業や教育、人道的な仕事、さらには政界にもつながる可能性があり、成功した政治家の多くがエンジニアリングのバックグラウンドを持っています。エンジニアリングは学生が考えている以上に柔軟性があり、学んだスキルはさまざまな分野に転用可能なのです。
UPAA
ステファノ・ランディーニ講師
私は、20 年後には卒業生の約半数がエネルギー、特に再生可能エネルギーの分野で働いていると予想しています。また、新交通システムや都市計画のような大規模なインフラプロジェクトに携わる人がいることも期待できます。エンジニアリングも、国内プロジェクトだけではなく、むしろ国際的なプロジェクトや協力が増え、よりグローバルになると思います。また、発展途上国が速いペースで発展を続けることも予想され、多くの機会がもたらされるでしょう。工学部の卒業生には、世界中を旅することに慣れることが求められるでしょう。
もうひとつの大きな発展は、気候変動の影響に関することと、プロジェクトが持続可能でカーボンフットプリントを最小限に抑えるものにするということにあります。これは、初期の製造過程においてだけでなく、製品やプロジェクトのライフサイクルにおける継続的な排出も含まれます。最後に、エンジニアはより洗練されたデータアナリストになることが必要で、AI やロボット工学を理解する人材が求められるようになるでしょう。
