「専攻を考える」シリーズ第7弾

2024年1月23日

テーマ「コンピューターサイエンス」

グラフィックス・プロセッシング・ユニット(GPU)は、何十年もの間、動きの速いコンピュータ・ゲームの力となっていますが、このタスクのためにGPUがこんなにも強力なのはなぜでしょうか?この講義では、コンピュータ・ゲームがどのようにGPUで上高速に実行できるのか、この技術がAIを含む汎用コンピューティングにどのような新たな可能性を開いたのかを探ります。

スティーブン・レイコック准教授(イーストアングリア大学コンピューティング学部)

研究テーマ: ハプティックレンダリング、コリジョン検出、変形可能オブジェクト、リアルタイムレンダリングなど。また新しいグラフィックス技術の文化遺産、科学的ビジュアライゼーション、バーチャル・トレーニング・シミュレーションへの応用にも関心を寄せています。

「コンピューターサイエンス」について

コンピューターサイエンスは魅力的な学位であり、多くの人が想像するよりもはるかに幅広いものです。もちろん、この分野の中心はコンピューター・プログラミングですが、より効率的な言語やワークフローが開発されるにつれ、プロジェクトの領域は大きく進化してきました。コンピューターサイエンスの学位課程では、データ・サイエンスや「ビッグデータ」の扱い方と応用法、機械学習と人工知能、ヒューマン・コンピュータ・インタラクション、サイバー・セキュリティ、そしてさらに多くのことを学びます。しかし、コンピューターサイエンスを学ぶことは、気候変動や国連の持続可能性目標に関連することを含め、コンピューティングが世界の現実の問題をどのように解決できるかを学ぶということでもあります。この現代社会においては、コンピューティングやソフトウェアに依存していないものはほとんどなく、コンピューターサイエンスは、さまざまな分野や産業における多くの将来の発展をコントロールするスキルを学べる専攻です。

Live模擬授業情報

  • 開催日時: 2024年1月23日(火)18時~18時55分終了(日本時間)
  • 開催方法: オンライン(Zoomウェビナー形式)